高機動幻想 ガンパレード・マーチ2001/2/25
- 雑感
- サクラ大戦の戦闘部分の難易度とアドベンチャーモードの自由度を大幅にアップした感じというのが１周目を終わっての感想。戦闘部分の難易度は通常のシュミレーションゲームと比べても高い方だと思う。とにかく、やり込もうと思うのであれば異常なまでの奥深さを備えているゲームだ。
「ゲーム批評」で、開発者のインタビューとかが出ていたので読んでみたのだが、ＡＩを開発するにあたって複数の人間との関わりを考えるようにしましたとかいう話。そーいや、大学時代の所属研究室で教授がやっていた研究がそんなやつだったなぁと思い、ＡＩといっても「ガンガンいこうぜ」からだいぶ進歩したものをゲームに組み込もうとしているのだなぁなどと思う。
- システム
- とにかく長い。３月４日〜５月１０日までという短い期間のように思えるが、中盤以降とか戦闘があったりすれば１日を終えるのに２〜３時間かかるのもザラ。あと、キャラクター同士にそれぞれからの友情度と愛情度が設定されているのだが、自分で操作するキャラクターの友情度や愛情度を上げたり下げたりするのも全てどんな行動をさせるか次第というのが、自分が成りきるというより、介入しているという感じが出ていると思う。
戦闘は、前述の通り厳しい。ゴブリンとかの雑魚どもの時はいいのだが、スキュラとミノタウロスばっかりなんていう時はもう地獄。N.E.P.使ってる時はバランスが崩壊しているので関係ないのだが、通常装備の際には非常にしんどい戦いになる。つーか、仲間が特攻して死ぬのは勘弁してくれ。
あ、争奪戦も一つのポイントですね。八方美人はダメ（密会３とかなら別）ってのがとても斬新です。ホモやレズはオッケーでも、恋多き人は刺される撃たれるってのが強烈ですね。本気でいきなりゲームオーバーになるのは「死ぬのは戦闘だけと思ったら大間違い」という感じでいいですね。
なんつーか、「やるなアルファシステム」って感じです。リンダキューブ・俺の屍を越えてゆけ、と新機軸と質を両立させたゲームを出してくれていましたが、このガンパレードマーチもなにもＦＦ＆ＤＱにぶつかる時期に出さなかったら２を出す際にはサクラ大戦くらいに騒がれるゲームになっていたのではないでしょうか。
個人的にはドラクエよりも、毎回斬新なシステムに挑戦してくれるＦＦが好きなのですが、８とか９とかなってくるともういいです。評判悪いですけどぶっ飛びすぎの８も自分としては結構好きです。
よーするに、こういう新機軸を盛り込んでくるゲームってのはやっぱり面白いんですね。全く新しい要素というわけではなく、他のゲームではあったような要素をうまく組み合わせてみたりとか。自由度が高いため、ややこしくって細かいところの操作性の悪さとかに腹も立ちますが、ＦＦでいったら２のような斬新な驚きと共にプレイできることは間違い無しですね。鬼武者なんて買ってる暇があったらこっちをやりましょう。
おまけ（全キャラ選択）
※セカンドマーチで、全キャラクターを使用することが出来る。
必要なもの：アナログコントローラー・クリアデータ
ゲームディスクを入れ、まずＯＰムービーを２回見る
アナログコントローラーの右スティックを押し(垂直に押す)、ロード・スタート画面へ。
今度は左右のスティックを同時押しして、ロード画面へ。
クリアデータを選び(ここでは普通に決定してよい)キャラ選択画面へ。
成功すると全キャラ使用になっている。
※Webで拾ってきただけなので未検証
[Back]
[Topへ]
Mail to Imasa