CRTとは
- モニタっつーか画面です。CRTというと普通はブラウン管モニタを差します。液晶モニタってのもありますが、個人的に液晶は嫌いなので無視。コンピュータを使用するにあたって一番長く使う(見る)ものなので、しっかりと選びましょう。数字的なスペックだけでは決まらないのがモニタです。
ブラウン管の種類
- シャドウマスク管と呼ばれる球面タイプのブラウン管と、アパーチャグリル管と呼ばれるタイプがあります。 NECのクロマクリア管、東芝のマイクロフィルター管、韓国SAMSUNGのダイナフラット管が前者、SONYのトリニトロン管、三菱のダイヤモンドトロン管が後者に属します。トリニトロンとダイヤモンドトロンにはフラットタイプのもあります。まぁ気にするほどでは無いのですが、大きな特徴としてアパーチャグリル管の場合はダンパー線という横線が入ります。目の悪い人だと気にならないかもしれませんが、自分は何故か目が良いのでくっきり見えます。メーカーや製品によっては、邪魔になるくらいはっきりと出てるものがあるため注意。
ドットピッチ
- ドットとドットの間の距離。昔は平気で、0.30mm以上のものがあったため多少は気になりましたが、今ではほとんど気にする必要はありません。0.25以下であれば普通は問題ないです。
走査周波数
- 水平はリフレッシュレートに影響します。が、解像度で表記されている方を見た方が楽です。
推奨解像度 (最大)
- 1280×1024/100Hz(1920×1440/75Hz)みたいな感じで書いてあると思います。各メーカーによって若干表記方は変わりますが大体はこんな感じで。この場合は、1280*1024がリフレッシュレート最大100MHzで表示するのが推奨で、最大で1920*1440が75MHzで表示できるということなんですね。
個人的には、15インチで1024*768、17インチで1280*960、19インチで1600*1200あたりが適度な解像度だと思うので(フォントは見やすい大きさにしましょう)それくらいが表示できれば基本的に問題ありません。
リフレッシュレートとは
- 画面の表示速度みたいなもんです。60Hzとかで使っていると目が痛くなります。75Hz以上で使うようにしましょう。
入力端子
- 普通はD-SUB15ピンなので気にする必要はありません。5BNCというのは意味がわかる人だけ使って下さい。でも、両方ついているモニタだと2台のパソコンならモニタ切替機が必要なくて便利なのよね。
モニタの選び方
- これはもう実際に見るしかありません。なお、店舗で見る際には周りの電気がやたらと明るいということには注意。できれば、スクリーンセーバーだけでなく通常の画面をいろいろと動かしてみるのがよいでしょう。
メーカー
- CRTについての個人的雑感を。液晶は使う気が無いので知りません。
EIZO
- まさにモニタ界のベンツ。ちょっと柔らかめな発色の美しさは他の追随を許さない。トラブルも少なく、我が家の15インチモニタは6年経った今でも現役です。
TOTOKU
- NANAO(現EIZO)と2大ブランドといわれたのも今は昔。すっかり凋落してしまいましたが、品質まで落ちたわけではありません。EIZOとの違いは画質がちょっとシャープなとこですかね。
SONY
- ジョブスも大好きアイラブソニー。間違いの無い製品。
三菱・NEC
- 大型(特に19インチ)でコストパフォーマンスが良いです。まぁ自社製ブラウン管使っているんですからねぇ。NECはディスプレイ部門を統合したので一緒に。自社製のブラウン管が違います。
飯山電気(iiyama)
- 安かろう悪かろう。
MAG
- 台湾系メーカーとしてはかなりの好評価。ただ、ディスプレイ事業は停止の模様です。もう見ることはないでしょう。
Apple
- 林檎のマークの分、値段は高いです。性能としてはiiyamaよりはいいけどSONYや三菱には及ばないってとこですかね。
SAMSONG・LG電子
- 韓国系メーカー。結構評判がいいんですが、しっかり見て検証したことが無いので詳細不明。
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