新しい世界
新しい世界


 さて、マジックの世界に再び足を踏み入れ、大会にも何度か出て、いろいろと流行のデッキを研究したりしてみるといろいろと面白い。
 まず、とにかく感じるのが土地がやたらと並ぶということ。かつてはStripMineとゲドンのおかげで土地というのは4枚以上並べない物だと思っていたが、青の隆盛なのだろうか、とにかく土地が並ぶ。その割に、赤単でさえも火の玉などのX火力が入っていないのが不思議だ。土地が10枚近く並んでいるのに火の玉が出ないというのは非常に不思議に感じている。なにがあるのだろうか。たとえ初手に火の玉や分解があったとしても2マナあれば1ダメージは出る。大体そこにいるクリーチャーはタフネス1か2だろうし、除去するのに対した問題も無いわけだし、中盤以降に手にくればいっきにダメージを与えられるだろう。なんで入っていないのか誰か教えて欲しい。
 そういえばNWOというデッキがある。プロレスのNWOとは何の関係もないが(まぁ名前付けた人はプロレス好きだったのだろうが)その極悪さはひどいもんだ。なんせやたらと繰り返すのが始末におえん。
 で、気づいたのがやたらとまわるコンボの多さ。TimeSpiral>TimeWarpとか続いたりして疲労困憊とかターンアバウトとかやられるとどうにもならん。いや、そんなの回させてるのが悪いといえば悪いんだけど。そのほかにもスパイクわらわらでライフ回復したりFogしたりして、しまいにゃライフラインとか出されたりして、オーマイゴッド。あ、ラスゴすりゃいいのか。なんてわけで、土地が並ぶからいろいろとやられてたまらんのです。
 あまり関係ないんだけど、最近感じるのが手札の引きはなによりも重要だということ。引きが最低の時は、たとえ世界チャンピオンのデッキを使ったとしても勝てないだろうと思う。実際、世界選手権の最終日とかでも土地事故で負ける人は負けてるし、やっぱり運が無いと勝てないというのは正しいだろう。ここらへんは麻雀みたいに、天運と地運とかがあるのだろうか?桜井章一にきいてみたいものだ。麻雀だと、悪い手を打てば運が離れていくのだそうだが。
 というわけなのだが、それも十分に強いデッキが組めた先での話であろう。やはりまだスタンダードのカードを把握すらしてないのだから弱くて当たり前なのだが、どうもマナのバランスがうまくいかない。どうもLandTaxが3〜4枚は入ってた時代の感覚なので、「ウィニーなら土地は16枚で十分でしょ」とか思ってたら全然回らない。かつては土地とクリーチャーとスペルは1:1:1。つまり60枚デッキなら土地は20枚というのが標準だったと思うが、最近は4:3:3。つまり土地は24枚が標準らしい。そりゃ土地も並ぶわ。スーサイドブラックとかいう黒ウィニーでさえも、標準で20枚も土地が入っている。うーん、なんたることだ。時代は進化しているらしい。こりゃ勝てるようになるにはもう少し時間がかかるね。

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