買い出したら止まらない


 周囲に気軽にデュエルする友人がいないというのは、必然的にトレードをする機会も少ない。ネットでトレードってのも結構めんどくさいのでやらないし。となると、使うカードってのは必然的に買うこととなる。もともと、買い出したらとまらないゲームなので、いかに金額を安く済ますかを考えてみた。
 まずは、箱買い。とはいえ、そもそも大型エキスパンションと小型エキスパンションで全然話は変わるので、まずはそこの違いから。レアとアンコの種類の差ってのは、110:44で、なんと3倍弱。それぞれ4枚ずつとすると440と176。1箱のレア・アンコ・コモンの比ってのは、1:3:11というか36:108:396なので、小型エキスパンションの場合は3箱買えば、アンコはまず確実に4枚ずつは揃う。176のところを324なんだから当たり前だ。大型の場合は3箱だとちょっと厳しい。ほぼ全種類は揃うだろうが、全部4枚ずつは完全に無理。下手したら1枚しか出ないのもあるだろう。
 一方、レアの場合は、はっきり言って無謀である。大型の場合は440/36=約12.2で、よーするに13箱は買わないと無理。つーかそれでも偏りを考えると難しいだろう。1箱で2枚引くレアとか普通だしね。そもそもそんな大量のカードに囲まれて暮らしたくはないだろうってことで無視。小型にしたって約5箱になる。ちなみにコモンは110と55なので440と220。大型で2箱・小型で1箱で大体はそろうので無視。
 さて、となると、コモンが確実に揃い、小型エキスパンションならアンコモンも余るというのは、やはり3箱だ。3万円弱。4ヶ月に一度だし、1ヶ月7千円くらいなら、趣味に費やす金額としては、ごく普通だろう。とはいえ、足りないカードを買ったり、大会に出たりということを考えると、月にその倍くらいは考えた方がいいかもしれない。となると月1万5千円。趣味としては、まぁギリギリのラインではないだろうか。ゴルフなんてもっと金がかかるしねぇ。
 もうちょっと安く済ます方法ってないのだろうか?
 例えば、ちょっと大きい店(M:tGを大きく取り扱っているという意味)だと、コモンのフルセットなんて千円くらいで売っている。これを4つ買えばコモンはコンプリートだ。しかも分類も楽ちん。つーわけでまず4千円。そして、あとは全部シングル買い。おお、こりゃ安く上がりそうだ。とはいえ、組むデッキによってはほとんどコモンを使わない場合もある。かつてのCursedScrollが4枚入るようなデッキだったりするとデッキの金額が数万円ということもあるだろう。しかもカードをちょこっと入れ替えようにもコモンでない場合は買わないといけない。こりゃめんどくさい。よって却下。
 結論。エキスパンションが出たら3箱買う。やっぱり剥くのも楽しいしね。

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