継続は力なり
2001/06/19
 何事もそうなんですけどずっとやっているというのは色々とメリットが大きいと思うのです。自分も、2度の中断期間がありながらも、5年以上もM:tGをやっているというのは長いなぁなんて思うわけなんです。
 とはいえ、中断したのにもそれなりの理由があるわけで、M:tGは続けるのも難しいのが事実。そこで何でやめなくてはいけなかったかと何で続けられるかを検証してみようなどと思います。
M:tGやめる理由
金がない
 一番単純ですね。そりゃぁM:tGってのはカード買わないといけませんからお金がかかります。パック開けるのも楽しみなんですから仕方ないですよね。社会人ならまだしも、学生にはやはり無理があります。
時間がない
 これもそう。学生には受験だってありますし、そもそも学生の本分は勉強なわけですから(建前)。社会人になればもっとそうです。学生より遙かに時間の融通はききません。まぁ時間の使い方次第ってのもありますけど。
相手がいない
 これは大変です。そもそも2人で対戦するゲームなんですから、対戦相手がいなかったらどうしようもありません。どんなに麻雀打ちたくても面子が集まらなければダメなわけです。
面白くなくなった
 理由は様々でしょうが、根本的な原因です。ほんとにM:tGというゲーム自体がおもしろく無いのであれば仕方ないですけど。
で解決策です。
金がない
 学生で金が無いなら無いなりにどーにかするしかありません。必要最低限のカードしか使わないようにするとか、高いカードが必要ないデッキにするとか工夫の仕方はいくらでもあります。大体、金と時間ってのは持っている量が反比例するもんなんですから、時間を生かすしか。コモンやアンコモンなんて、いっぱい買っている人ならくれます。クレクレ言うのではダメですが、礼儀をわきまえているならば同好の士ということで協力してくれる人だっているでしょうし。
時間がない
 普通は社会人ですよね。もしくは受験とか。受験などであれば一時離れるというのもアリでしょう。とはいえ、要は時間の使い方です。なんとかなるもんですよ。そうした方が仕事に趣味にと充実した生活になると思いますし。
相手がいない
 腹をくくるのが一番です。確かに、大会時の試合間は暇ですがトレードでもしてればいいですしね。デッキを回す相手がいないのであれば、自分でデッキを2つ作って一人で回してみましょう。麻雀やビリヤードを一人打ちして練習するようなもんですから、上達はするでしょう。大会に出れば嫌でも相手がいますしね。
面白くなくなった
 まず、ほんとにM:tGというゲーム自体が面白くなくなったのか考えた方がいいです。違うところに原因があるのなら、そちらをどうにかするとかで。

 さて、こう考えてみると、根本的にM:tGを面白いゲームだと思っていればどーにかなるってとこですね。普通の人は「遊び」でM:tGを楽しむわけですから工夫が大事だということがようやく解ってきた気がします。いくらM:tGは世界的に競技として運営されているといったところで、プロとして生活できるわけではありません。日本選手権でベスト8でも$1,000-なんですから食べていけるわけがありませんし、優勝でも$10,000-ですからねぇ。趣味でやっている人なら大ボーナスですが、そのくらいの賞金が出る大会が毎月開催されていて、なおかつレッスンプロみたいな職業が成り立つ程度にならなければプロなんて成り立ちませんよね。元々が一企業の発行しているカードゲームなんですから姿勢としては「趣味」というのが一番だと思います。

 そんなわけですから、のほほんと趣味として楽しもうと思えば続けることも難しくは無いと思うんですよね。幸いコンピュータ上でデッキを組めるようなソフトもあったりするわけで、極端な話「カードを買わなくてもM:tGは遊べる」というのも可能なわけです。のほほんと続けるだけは続けるってのがいいんじゃないかと思う今日この頃。